JEAN PHILIPPE JOLY
CHARMEUR

2014年にパリで開催されたSILMO展でデビューを果たしたJEAN PHILIPPE JOLY。 創始者であり、デザイナーであるのはJean-Philippe Joly氏。長年眼鏡業界でデザインの仕事をし、多くのデザイナーによる多彩なデザインが溢れる業界を見てきた彼は、卓逸した品質と快適性と他と一線を画すデザイン全てが完成されて初めて自身のコレクションを発表しようと決意し、発表までに実に3年の歳月を掛けて、自身のアイデンティティーを確立したコレクションに仕上げてきた。そして、遂に自身の名前で単独のコレクションを2014年秋発表した。 その特徴はなんといっても個性的なまでに太いフレームデザインにある。イタリア製アセテートを使用し、フレームはかしめ蝶番を用いて堅牢な作りになっている。デザインの草案から、プロトタイプの作成等全てを自身の手で仕上げてきた。NYとミラノの街で、個性的なファッションの人を呼び止め、自身の眼鏡を掛けてもらい撮影してルックブックを作ったことも彼のユニークさが伺える。